第13回






 佐世保の小6同級生殺害事件は「バトル・ロワイヤル」の影響を受けたらしいが凶器がカッターというところが納得いかない。
 オレはマンガでしか読んだことないけど相馬光子の支給武器はカマじゃん。影響受けたというならカマじゃないとダメだよ。中途半端なんだよ。
 
 オレが子供のころ影響を受けたといえば映画なら「ブルース・リー」。マンガだと「リングにかけろ」。
 喧嘩相手が数人で武器を使う奴らの場合はヌンチャクを持っていったもんだ。
 家には兄者の使う本物の木のヌンチャクもあったけど、これは自分に当たった場合とても痛いのでプラスチック製のを買ってもらった。まー子供相手にはそれでも破壊力があった。
 中学に入ると車田正美の「リングにかけろ」が大流行。学校にいくときはいつも腕にパワーリストを巻いて鍛えながら登校。ブーメランフック、ギャラクティカマグナム、ギャクティカファントムと、かけ声を出しながらボクシングの真似をして遊んでいた。
 志那虎に影響を受けた奴は左手一本だけを必要以上に鍛えあげ、回っている扇風機の羽根に手をいれたりしてローリングサンダ−をマスターしようとしていた。
 カイザーナックルが出てきたときは通信販売でそれを購入して喧嘩に使っている奴もいたが、オレからみるとそれはマンガで使われている高嶺竜児の物とは色も形状も違うので欲しくなかった。
 オレはマンガと同じ物じゃないと納得がいかなかったので自分で作った。(現在は似たのが売っているけどね)
 流石に黒い金属で作るスキルはないので工作用紙を何枚も重ねて厚みを出し、鉛を火で溶かして中にいれ重みをだした。最後は光沢を表現するため黒いビニールテープを巻いて完成。
 高嶺竜児と同じ型のカイザーナックルを持っている奴がいる。と、噂を聞きつけ先輩からも注文が入り何個か作った。 まーここまでは良いとして今でも思いだすたびに恥ずかしいと思うことがある。それは当時のマンガでキャラクターが走るシーン。これを真似したことがある。
 何のマンガかアニメだったかは覚えてないけど、キャラクターが走る時はスピード感をだすためか、だいたい身体を前に45度くらい曲げて、ものすごい前傾姿勢で走っていた。
 これを真似すれば風の抵抗が少なくなり更に速く走れるに違いないと思ったオレは、体育の授業で100メートル走のタイムを計っているときに試してみた。
 当然、そんな姿勢で速く走れるわけはなく普段オレよりもずっとずっと遅い奴らにブッチぎられ、近くで見てた友達には大爆笑されてクラスで最下位のタイムをだした。
 普段のオレはもっと速いことを知っている体育教師に直ぐさま呼びだされ「フザけている!」と、怒濤のごとく叱られ居残りで校庭10週を命じられた。けっこう真剣だったのになー。
 ということで、オレも精神鑑定をお願いします。


PS.ハッチャキ氏へ。「博多スティックまんじゅう」ありがとう。
とっても美味しかった。東京では売ってないしネットでも買えないのでお店の人に通販でも売るようにと脅迫しといてください。