第3回
ラスベガスのストラトスフィアタワーで肝試し!


脈絡もなく海外編! Let's go to Lasvegas!!

 いきなりですがラスベガスです。だって国内のデースポ、何カ所か行ってみたけど、なんかどれもイマイチだったんだもん。小ネタだけどある程度たまったらそれをまとめて……っていうことならできそうなので、ボツ分はまたいずれ。
 さて、なぜベガス? ご存じのとおり、ここ10年くらいベガスはカジノだけでなく、家族で楽しめるエンターテインメントタウンとして発展を遂げている。それはなぜか?
 カジノだけでは営業がのっぴきならなくなってきたから。雑誌のリニューアルと同じだネ! で、リニューアルして波に乗ったところがあれば、ますますドツボにハマっちゃったところもあるわけです。波に乗ってるところはJTBあたりに行けば通常の3〜10倍の値段で遊ばせてくれるので、こちらではドツボのほうを案内させていただきマンモス。


ベガスについての基礎知識(知ってる人は飛ばしてね☆)

 まずはラスベガスの基本情報をば。ラスベガスの繁華街は、ストリップと呼ばれる大通りと、ダウンタウン地区のフリーモントストリートと呼ばれるアーケード街の2カ所(他にもあるけどここでは略)。その中でも、ストリップのフォーコーナーと呼ばれる一角とニューフォーコーナーと呼ばれる一角にほとんどの観光スポット(つーかホテル? ベガスの観光スポットは、ほとんどホテルの付属品だからね)は集中している。ピラミッド形のホテル『ルクソール』とか、エッフェル塔があるホテル『パリス』とか、噴水ショウが有名なホテル『ベラッジオ』とか、だいたいみんなそこらへん。ツアーでくる日本人観光客は、まずこの周辺から外に出ることはない。あってもオプショナルツアーでアウトレットに行くくらい?


welcome!! 我らのストラトスフィアホテル

 フォーコーナーやニューフォーコーナーは観光地として非常によくできてるから、否定する気はまったくなし! でも、アホスポ好きとしてはもっと泥臭いところに行きたい。そこで今回オススメするのがストラトスフィアホテル! ストリップの北のはじっこにある、96年オープンのこのホテル。アメリカ西部で最も高い(「支柱がない建物の中では」というエクスキューズがつけば全米トップ!)タワーを併設。そのタワーにちなんで『ストラトスフィア』(成層圏)という名前がついているのだ。タワーの上にはには昔懐かしい回転展望レストランがあり、さらにその上(!)にはコースターなどの遊技施設も持っている。また、多くのベガスのホテルがそうであるように、プール、ショッピングモール、レストラン街、バフェ(食べ放題のレストランのこと)すべて完備! しかもここのカジノのスロットマシンは、ほかのホテルに比べて勝率が非常によろしいという評判だ。
 と、このように釣書だけ見ると「なんだか普通によさげなホテルなのでは?」と思いがち。しかし、しかし実際にはこのホテル、お客が全然入らなくて一年中ガラガラ。経営者もすでに何度かかわっているとか。実際、私が行ったときもかなり空いてたし、8日間の滞在中日本人をひとりも見なかった。「ひょっとしてベガス自体人気ない?」と思ったら、フォーコーナーあたりにはウジャウジャ人間が。ベラッジオにはごちゃまんと日本人が泊まってた。


今も昔も屋上遊園地はローテク感が命!?

 なぜこんなに人気がないのか。在ベガス日本人と話したとき、ストラトスフィアに泊まってるといったら「なんで? あんなところ不便だから普通泊まらないよ。それにあそこってストリップの北の果てでしょ。あそこを境に、ガラッと治安が悪くなるんだよ。私も絶対あそこから北には行かないもん」といわれてちょっと凹んだが、理由を自分なりに考えてみた。不便という言葉からもわかるように、地の利がないということもあるだろう。
 しかし、ストラトスフィアがダメなのはそれだけではない。やはりすべてにおいて「企画書の段階ではおもしろかったんだけどね〜」としかいいようのないヌルさではないだろうか。「タワーのてっぺんにフリーフォール(正確には違うけど)つけたら、世界一高いところから落下って感じでよくね?」「あはは。いいねそれ、採用!」ってな感じで、思いつきを形にするまでの練りがまったく足りてない。展望台の上にあるコースター『ハイローラー』は、スピードが遅く、グルグル回るだけでたいくつ。てっぺんにあるフリーフォールもどきの『ビッグショット』は、景色があんまり見えないから全然恐くない。展望台の外へと迫り出した『Xスクリーム』は、シーソーのように揺れる台座の上で、乗り物が前後に動くだけ。きょうびのアトラクションは、そんなこっちゃ人を集められないっしょ! でも、そんなゆるさがたまらなくいい。ひねりのない、ある意味古臭〜いアトラクションに乗ってると、子どもの頃新宿伊勢丹の屋上遊園地で遊んだあの日のような、そんなノスタルジックな気分になってくる。そういえばここも屋上遊園地みたいなもんか。20年以上のときが経っても、屋上遊園地のゆるさはかわらないものなのだ。


ぬるグッズテンコ盛りのボナンザにも注目

 ホテルの隣の隣(っていってもなんにもないところだから徒歩10分くらいかかる。ちなみにフォーコーナーあたりは観光スポットがすき間なく続いている)にある『ボナンザ』というおみやげもの屋も必見。日本で行ったらペナントとちょうちんレベルのダサイおみやげが、広いお店いっぱいにうめつくされている。私はここで、ひっくり返すとモロだしヌードが出てくるボールペンを、男女両パターン3本ずつ買いました。アインシュタインやベンジャミンフランクリンなど、偉人のアクションフィギュアも大人買い♪ アホグッズ好きやヌル遊園地ファンなら納得のデースポ。「ベガスみたいに華やかなところはあんまり……」なんて偏見を捨てて行ってみてください。




関連サイト


『アップルワールド』のホテル紹介ページ
ホテルの備品類や、クチコミ情報などを見ることができる。

毎週更新される情報サイト『ラスベガス大全』
ベガスに行く前に調べものをするならこちら! 便利だよん。

『ラスベガス大全』のストラトスフィアの紹介文。
わーおケチョンケチョン。でもなぜか★は4つついてる!

ストラトスフィアホテル公式サイト
日本から予約可。価格は日々変化するのでマメにチェック。





ラスベガスのどこからでも見えるランドマーク的存在のタワー。しかし中はがらんが
らん。


カジノでスロットを打つと、勝った金額が入った券が出る。キャッシュレスで楽しめ
る。


タワーの中の展望台。窓がななめになっていて、下を見てると落っこちそうな気分に
なる。


展望台の外に出ると、すぐ上にハイローラーとビッグショットがある。ムキ出し上等!


展望台から外を見ていたら、突然人が! ビビりました。目があって照れくさかった
です。.


Xストリームの台座が上がったところ。乗り物は重みで後ろへスーッと動く。それだ
け。


温泉旅館系のアホグッズやダサいおもちゃがお店にいっぱい! 棚ごと買い占めた〜
い。


エロチラシは多いが、ベガスで売春は非合法。風俗グセがある男と行っても浮気の心
配ナシ。