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マンハッタンのド真ん中にある、元富豪の老人が住んでいたという空き家の豪邸。
その家の中には、ニューヨークの豪邸ということもあってかパニックルームと呼ばれる緊急時の避難用防犯シェルターが備えてある。 2人で住むには豪華で広すぎるその家に、離婚したばかりの母親(ジョディー・フォスター)とその娘は、元夫への当てつけに引っ越してくる。しかし、その家の中には、元の住人の老人が残していった莫
大な遺産が隠されていた。 引っ越し早々の初日、その遺産を狙った強盗犯3人は、母子が引っ越してきたことを未だ知らずに、その家に押し入ってしまう……。
予告などで予備知識があって、だいたいの見当は付いていたのだが、映画が始まっ
て何分も経たない間に、パニックルームを使うことになるとは思っていなかった。 冒頭のシーンとラストを除けば、すべて一軒の家の中で繰り広げられる攻防戦になっている。よほど腕に自信がなければ挑戦しない展開だと思う。そう思って監督を見てみると、『セブン』や『ファイト・クラブ』を撮ったデビッド・フィンチャー監督だった。 なるほど、前出の好評映画を撮っただけあって、こういった密室映画は腕のみせどころなのだろう。監督の意気込みが感じられる。 舞台となる家の間取りと強盗が入ってくるところのカメラワークは見事だ。どうやって撮ったのかなぁ〜と思わず感心してしまう。 しかし、なぜか緊迫した感じが薄かった。予告ではあんなにハラハラさせられたのに……。きっと、強盗として入ってきた3人があまり凶悪でなかったからだと思うが…。 フォレスト・ウディカーの役はそれでいいとしても、残りの2人がもっ
とキ○ガイっぽかったら良かったのになぁ〜と内心思ってしまったが、あまりグロテスクになると、ジョディー・フォスターが『ハンニバル』を蹴ってこの映画の方を選んだという意味が無くなるのでしょうがないのかな。
しかし、元々超美人なジョディー・フォスターだが、彼女の美貌に改めて感心させられた。 別に妖艶な姿で出てくる場面はないのだが(おしっこをジョロジョロする場面は出てくるけど)、この映画の彼女は今までの映画の中でもグンを抜いて綺麗に撮られている。 この映画の撮影中は第2子の妊娠中だったというのだが、そのせいもあ
るのだろうか? 映画に出てくる娘と同い年の子供がいてもおかしくない年齢なのに、どこかまだ少女のような容姿を持った彼女は、すばらしく知的な感じも持ち合わせている。 ああ、やっぱり好きだな〜この女優。今後も、さらなる強い女性をもっと見せて欲しいものだ。
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