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いや〜、実話ってむずかしいっスね。この映画を観終わって、つくづくそう感じちゃいました。
ユダヤ系ポーランド人のピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマンがナチスドイツによるユダヤ人迫害の激動の戦争体験を描いた実話に基づいた作品なんだけど……。 シュピルマン本人が原作を書いているので、映画もそれに忠実だったと思う。原作は読んでないから、そう思うとしか言えないけど、映画全体の雰囲気を考えるとそうなんじゃないかと思う。 余分な脚色や大袈裟な演技はほとんどなく、淡々と冷酷で残忍な迫害の歴史がつづられており、物語はシュピルマン一個人が置かれた状況の枠を出ず、ほぼ彼の視点でしか画面は登場しない。 だからこそ、そこには信憑性が出てくるし、偽りではないことが強調されていたと思う。 よって、この映画を作った人たちの一番訴えたいことは観ている側に伝わっていたと思う。それ自体は成功だったんじゃないかな…。
だけどね、だけど、エンターテインメントとしてはどうだろうか? 言っちゃっていいかな〜……実はあんまり面白くなかったのよ、この映画。うわ〜言っちゃった! だって、そう感じたんだから仕方がないじゃん。本当はもの凄く感動したかったのよっ、泣きたかったのよっ。だけど、その為にはあともう少しだけ、脚色がないことにはなし得なかった。 せめて、命の恩人として出てきたドイツ将校とのいきさつをもう少しだけ描いてくれてたら……。あまりにも、実話に忠実すぎたのじゃないかと思うんですけど……。
だけどこの映画、文部省選定で全国の学校を行脚すればいいのになぁ〜とチョット思います。
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