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なんじゃいこりゃあ! びっくりしたよ、あまりのくだらなさに…。
元々ラップには余り興味はないのだが、「8Mile」の主題歌はなかなか良いじゃないかと思ってたのよ。それがさぁ、予告でラップバトルやってる時の曲なのかと思ったらホントにただの主題歌だったしさ…。
だいたい、ラップバトルってなんじゃい?! 何がリリックのスキルじゃい! ただの悪口じゃないか。しかも、程度の低い『お前の母ちゃんデベソ』級の子供の喧嘩とたいして差がないっつーの!!
だけど、思ったね。この映画を本当に理解しようと思うなら、いろいろな壁を克服してからでないとダメなんじゃないかと……。
まず、言葉の壁。 やっぱラップって90%歌詞に依存してるんだし、そこには言葉の遊びみたいなモノも含まれてるのだろうし、サイテーでも英語のヒアリング出来るぐらいじゃないとこの映画の面白さは理解できないだろうなぁ〜。 字幕じゃやっぱ伝わるものも伝わんない感じだよね。 ネイティブな英語使ってる人しか笑えないところって、他の映画観ててもあるもんね。(映画館で観てると、外人だけが大声でゲラゲラと笑ってたりするところがあるんだよね。日本人には「えっ、今の笑うところなの?」ってな感じなのに……)。 なんか、外国行く度に「英語勉強しよっかなぁ〜」と思うけど、この映画観ている最中もそんな歯がゆさを痛いほど感じたよ。
それから、文化の壁。 それには人種の問題なんかも含まれるけど、特に、こういう等身大の映画には、その場所で文化を体現してないと感じない部分もあるんだろうなぁ。 映画の出来が悪いのか文化を理解できないのか判断に苦しむが、白人と黒人を隔てる境界線の「8Mile」。タイトルにもなってる割りには、その重要性がいまいち心に落ちなかったんだよ。
そして、最後にジェネレーションギャップ……。認めたくないけど……。
と、まぁこの3重苦を乗り越えてからじゃないと観ちゃいけなかったのかも…。
しかし、エミネムは良い演技してたよ。顔も良いし、役者でもやっていけるんじゃないかね、この人。 キム・ベイシンガーもなんだかよかった。 この人、大女優としての変な貫禄も出てきて、ビンボー臭い顔の割りには妙な色気と憂いもある。 今まで、良いと思ったこと無かったけど、こういう、うらぶれた役をやると凄く良いって事に気付きました。なんつっていいんだかわかんないけど、なんだか“そそる”っていうんですかね〜?
そして、最後に1つ疑問が。 エミネムの半自伝的なこの映画、これが逆だったら(エミネムが黒人で、白人の専売特許のようなところに喧嘩をふっかけるパターン)だったら、このような映画は果たして出来ていたのかどうか? こういうこと言うと、人種の壁をぶち破ったエミネムに水を差すようですけど。……さぁ、どうだろうかねぇ〜?
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