先日、オレと同年代の男が数人飲みにきた。たまたま全員独身。つまり30代半ば過ぎても独身のぼんくら数人だ。そのうちの一人が、ちょっと悩みを告白しだした。
彼にはしばらく付き合っている彼女がいる。毎週のようにデートもしている。お互いに好意があるのもわかっている。このまま行くと結婚だろう・・・が、本当にそれでいいのだろうか?
オレを含むぼんくらチームは、それでいいんでないか?それは、マリッジブルーというやつなのか?と聞く。すると、その男が言うには「だってゲームがしたいんだよ!」「彼女は好きだけど、長く一緒にいたくない!そんな時間があったら家に帰ってゲームがしたい!」と言い出す。なんでもデートしててもゲームが気になると早めに切り上げて帰るのだそうだ。いったい何を言ってるのだこの男は?彼女よりゲームの方がいいのか?それは、なんぼなんでもおかしいぞお前!ぼんくらチームがその男を問いつめる。
問いつめられた彼は一言こう言った。「だって、めんどくさいんだもん。」
とりあえず20代の頃から続けた仕事と収入もある、自分なりの暇つぶしももっている。それなりの人脈や人間関係もできあがっている。そこに新規参入の事をするのがめんどくさいのだ。自分の臭いの染み付いた布団にくるまって寝てれば安心なのだと。
話を聞いていたぼんくらチームの一人も告白しだす。その男は一人でスナックやキャバクラに行くのだが、
そこでお金払って女の子と話できればそれでいいのだと・・・。ヤリたくなったら風俗に行けばいいのだと・・・。それはやっぱり恋愛とかが「めんどくさい」からだと・・・。
黙り込むぼんくらチーム。オレもドキッとした。確かにそういわれればそうなのだ。30過ぎても独身の男達には大なり小なり、結婚とか恋愛とか新しい事がめんどくさいと思ったことがあるもんなんだろう。
このまま居心地のいいとこで、ゴロゴロしてればいいと思ったことがあるのだろう。
そして、なんとなく重い気分で解散となるぼんくらチーム。オレも、一人店に残され考え込む。
確かにオレにもこころあたりあるぞ。オレも「めんどくさい」に支配されかかってたんじゃないのか?
いかん!こんなんじゃいかんオレ!自分を奮い立たせるために、フォアローゼスをがばがばあおり浜田省吾の「MONEY」を大音量で聴く!
そうだ!そうなのだ!やっぱし男である以上は、最高の女とベッドでドンペリニヨンを目指さんといかんのだよ!うがぁぁぁぁぁぁ!!やったっぞぉぉぉぉぉ!!!
一人泥酔しながら、濁った頭で明日からの計画を立てる。とりあえず・・・有料出会い系サイトに登録してみるかなぁ・・・。