![]() |
|
|
|
|
|
アメリカさん、いつも悪態ついてばかりでごめんね。たまにはそちらのイイとこを書いてあげるよ。
なぁんて思っていた矢先ですわ。またやられたよ、ドロボーに・・・。現場はまたも馴染みのジムのロッカールーム。今度はカギごとぶっ壊された。 その日は日本から打ち合わせに来ていた仕事仲間の友人2名が一緒。みんなで着替えたあと、3人分の荷物をひとつのロッカーに入れて確かにロックした。ガッチリと。 連れのひとりはプールでスイミング。自分ともうひとりはメインフロアでマシントレーニング。 30分ほど経ったころだろうか。プールに入っていた友人が海パン一丁の濡れた体のままフロアに来て、腹筋台に寝そべる私に近づいてきた。 「あれっ、どうしたの?」 「ねえ、ロッカーの中がカラっぽなんだけど・・・」 「えっ!」 反射的に事態を察した私はロッカールームへダッシュ。 うわっ、ホントだ。そこにあるべきものが一切ない。いや、正確にはプールに入っていた友人のクツだけがポツンと残されていた。 うぉぉぉ、またかよっ!!! ボーゼンとする友人をロッカールームに残し、フロントへダッシュ。フロントに報告したところでどうしようもないことは分かっていながら、とにかくダッシュ。 するとフロントには他の被害者もいて、すでに揉めていた。なんとそいつは、自分が入れていたロッカーの扉ごと剥がされて、貴重品をすべてパクられたらしい。パワープレイだよ。短時間でよくやるよな。ホント感心するよ。 いやいや感心してる場合じゃないぞ。ここはイカるところ。しかしながら実のところ怒りはほとんどなく、あるのは『やられた感』のみ。(今さらここで何をいってもしゃーないけど、まぁ今後の事もあるし、とりあえずポーズで怒っておくか・・・)ってな感じでフロントのマネージャーへ攻撃開始。 私:「なあ、どうなってんだよ。この前から連続だぜっ! なんとかしてくれよ、おいっ!」 マネージャー:「オマエは何を盗られたんだ?」 私:「全部だよっ!」 マネージャー:「ロッカールームで起こった盗難に関して、ウチは一切関知しないんだよ。そういうふうにロッカールームにも書いてあるだろ」 ポーズで怒ってたのに、こいつのテキトーな対応によってだんだん怒りのテンションが上がってきた。 私:「んなこと分かってるよっ! でもこっちはカギごとブッ壊されてんだぜ。こんなんじゃ何にも持ってこれねぇじゃねえかよっ! 防犯カメラ付けろよっ!」 マネージャー:「う〜ん、みんなが着替えるとこだからカメラは付けられないんだよ」 私:「んなこと分かってんだよっ!(いってみただけだよ、バカッ!)」 おっと、こうしてる場合じゃないぜ。クルマのカギも無くなってるんだから、クルマをチェックしに行かなきゃ。あぁぁもうっ! そんでもって(クルマが無かったらショックだぜ・・・)と、ビビりながら駐車場までダッシュ。オッケー、クルマは無事だ。とりあえずちょっと安心。クルマのカギを盗られてダッシュボードの中の車両登録証から住所を知られ、そのまま家までドロボーに入られるというパターンもよくあるのだ。コワイですねぇ。 ふたたびジムのロッカールームに戻ると、身をもってこの街の厳しさを思い知らされた海パン一丁の友人が「ねえ、あれってオレたちの荷物じゃない?」と、まったく離れたとこに放置されているバックを発見して指をさした。 お〜、なんてこった。短時間で状況がめまぐるしく変わるぜ。 すかさず駆け寄りバックの中身を確認。カギもケイタイもあるっ! よかった! なんでこんなことで幸せを感じなきゃいけないんだ。でも幸せだ。 もうひとりの友人も合流し被害状況を確認。被害は、海パン一丁氏のiPod&ヘッドホン、現金数十ドル、そしてなぜかトレーニングパンツ&靴下。友よ、すまない・・・。財布や腕時計などの貴重品は最初から持ってきていなかったのでデカイ被害には至らなかったのがせめてもの救い。これはあれだな。本人以外がロッカー開けると毒矢が飛び出すくらいの仕掛けが必要だよ。もしくは意表をついて逆にカギを掛けないなんてのもアリだな。 そうこうしているうちに一同落ち着きを取り戻し、ふたたびフロントへ。 例のマネージャーが私に向かって、おそらく何度も被害者に繰り出しているだろうと思われる『申し訳ありませんでした顔』で話しかけてきた。「いやあ、申し訳ない。大変だったな。こちらは何にもできないけど、せめてものお詫びに2カ月分のフリーパスをあげるよ。まったくブッソウだよな」 ・・・いえいえ、そんなものはいりません。私に必要なものは頑丈なカギだけです。 |