「あのさあ、日本にサムライはいるの知ってんだけど、ニンジャはいるの?」
アメリカ人の若い兄ちゃんに、こんな質問を真顔でされました。
最初のころは英語がうまくしゃべれなかったので、「うん、いるよ」と、とっさに答えると「だろ〜、だと思ったよぉ」ときました。なにを根拠にそう思ったのか知りませんが。会話としては、かなり低レベルです。「まあ、サムライすらいないんだけどね。夢こわしちゃいけないから・・・」と、英語でうまく説明できない自分をムリヤリ納得させたものです。
ショッピングモールの店員と日本の話題で話しが盛り上がり、別れ際「じゃあまたね、バ〜イ」というと、これまた得意気に「シェーシェー」と返されたこともあります。それって中国語だし、おまけに意味はサンキューですね。
東京から来たというと、すかさず「台湾までクルマで何時間?」と得意気に聞かれたこともあります。日本なんてどこにあるのか分からないし自分たちの生活にまったく関係ないので間違った質問をしても眼中なしです。実に堂々としてます。
日本料理屋でしゃぶしゃぶのアクに醤油を入れて飲んでるヤツもいました。それも彼女の前で得意気に。衝撃映像です。でも堂々とやられると「実はウマいのかも」と思わせます。
自己紹介で「タケシ」と名乗ると、次に会ったときは“ヘイ、トゥケーシャ!”です。もはやロシア人ですね。でもなんとなく憶えていただけ上出来です。
なにしろアメリカ人は何があっても一切悪びれません。どえらいヤツらがいっぱいいます。こっちで暮らすためには見習わないといけないのです。たとえトンチンカンな質問だろうと何だろうと、カンケーありません。小さなことにこだわりません。イケイケです。
とにかくそんなわけで、ロサンゼルスで出会ったオモロイ人たちや出来事をこれからボチボチご紹介していきます。
. |
|