まとまらない

 小学生の時にオヤジを亡くした。そん時に強く印象に残ったのはバアさんの悲しみようだ。子供心に人は順番に死なないといけないんだ…と強く思ったものである。こんなこと書くと冷たい人だと思われちゃうけど、それからは他人の死に対しても、順番的にどうなのか? ってことを気にするようになった。
 で、こないだオカンから電話でジイさん(オカン方)が入院したと伝えられた。ジイさんはもうすぐ83で世間的にみればまあ、いい年である。とはいえ、いざ自分がそういう場面に直面すると全然、納得いかない。どこまで生きたから十分なんてもんは、やっぱりないのである。
 結局、順番理論は死に対してどうあってもついて回る理不尽な思いを子供なりに納得させようとしていたんだと思う。死はどうしようもないモノだと認めるのが怖かったのかもしれない。
 とりあえずガンバレ、ジイさん! 今はただそれだけだ。