スポーツあれこれ

『中田英寿引退発表』
 長いよ。読むの疲れた。多分、書いてるうちにドンドン自分に酔っていったんだと思う。
さて、この文章の最大のポイントは一人称が『俺』であること。中田は『サッカーバカ』と思われないように自分を演出してきた男である。これまでのインタビューでも一人称はほとんど『僕』だったように記憶している。
 世の中には『僕』と称するバカもいれば、『俺』と称する利口もいるけど世間が賢いと判断するのは言うまでもなく『僕』の方。故に中田も『僕』を称していたんだと思うが、本質は『俺』だったのである。
 アホみたいに長いマフラーも、雪駄も、くだらない質問に対するスカした態度も、宮沢りえとのキッスも、どちらかといえば『俺』ゾーンのアイテムや行動。利口に思われたいならそんなことしなければいいのに…昔から中田に感じていたバランスの悪さの謎が一気に解けた。まあ、薄々、感じてはいたけど。本宮ひろし好きだし。

『欽ちゃん球団問題』

 すったもんだの揚げ句、存続が決まったけど、別に解散しても良かったと思う。選手の身の振り方をきちんとした後、解散するのも、ひとつの見識だとすら思っていた。
 というのも、草野球チーム(欽ちゃん球団は倶楽部チームだけど)というのは、選手が10人いたとして、均等に10%づつチームに影響力を及ぼしているわけではないから。やっぱり、原動力となる人がいるんですよ。で、その原動力が最終的には復活するにせよ、ああいう風に右往左往したんじゃ、選手の中にはなんだかなぁ…って思う人も出てくるワケ。実際、「また、野球やりま〜す!」って言った時に『何だ、そりゃ』って顔してた選手も結構、いたし。15年草野球をやってるけど、チームってホント、ちょっとした気持ちのズレで簡単に機能しなくなるから。欽ちゃん、球団の未来は厳しいと思う。
 あと、これはいまさら言うことではないけど欽ちゃん、しばらく見ないウチに、つまらなさに磨きがかかっていたなぁ。往時を知っている人間としては、もう、痛々しい。欽ちゃん球団を見にきた人はあれで笑ってくれるんだろうけど、フリの客を笑わせる能力はもはやない。
 でも、ああやってマスコミがいっぱい集まるとまた勘違いしちゃうんだろうなぁ。オレ、みんなに愛されれるよぉ…って。ああ、悪循環。マスコミはもう、そっとしておいてあげてほしい。

『山本KID五輪挑戦』
 『神の子』なのに五輪に出ていない、というのはKIDの一番の泣き所である。
 実際、過去のインタビューを見ても五輪出場経験のある選手に対してはめちゃくちゃ敬意を払っているし。本人の中ではずっと心にわだかまっていたのだと思う。
 泣き所をうやむやにしないで、きっちり白黒つけにいった点は評価できる。が、負けると今後の活動に響くだろうなぁ。