|
|
|
まあ、ムキムキ度を競うってのは、当たりなんだけど、その奥は実に深い。体重別もあるのだけれど、日本選手権なんかはクラスがないので、背の高い人から小さい人までが一緒のステージで比べられてしまう。筋肉が大きい人ばかりが残るかというと、実はそうではなくて、結構細身なのに残る人もいる。これは単に筋肉量だけが審査基準ではなくて、「カット」いわゆる脂肪をいかにそぎ落とすことができたか、にも価値が見いだされているから。でかく見せたい人はやや脂肪を残しても(とはいっても体脂肪は一桁台)筋肉に上乗せしたいし、やや細身の人は筋肉をバランス良く成長させた上で、体脂肪2〜3%という極限まで脂肪を落とすことでその筋肉や血管、腱までも全てを見せることで評価を得るのだ。最終的には塩分も落とすことで体内の水分量も減らし、本当に肉と皮だけの状態にして大会に臨む。でかくした筋肉の大きさと、絞り出した脂肪の量、この両方を評価するのがボディビルという競技なんだね。体脂肪率を自在にコントロールできるんだから、ダイエットの指南もできるってワケだよね。 この競技は、トレーニングや最後の脂肪や塩分コントロールといった部分で技術は必要なのだけれど、課程のほとんどは努力で構成されていると思う。食事の種類や量の制限、そしてひたすら鍛えるトレーニング。努力の量が体に結果として蓄積され、それをステージで評価してもらうのがボディビルなのだ。 確かに、大会直前のコンディションの肉体は血管が浮き出て、筋肉の繊維が丸見えだし、ありえないと思わせるような造形の筋肉が付いているから「気持ち悪い」と思う人もいるでしょう。でも、普段は別段目立たないんだよね。まあちょっとガタイのいい人って感じで。大会に合わせて絞っているし、ステージ裏では筋肉を張らせてより大きく見せるためにバンプ(ダンベルやゴムチューブなどで負荷をかけて張りを出す)させてるんだよね。そういったピークの肉体は、確かに常識のレベルを超えているかもしれない。極限は何でも普通じゃないってことだよね。 オイラが彼らの肉体を見て、すごい!って思うのは、そのトレーニング量や食事の制限に要した根性を見いだしているからなのよ。 実は自分に最適なトレーニング法を見いだすには非常に長い時間がかかる。例えば(あくまで例)大胸筋を大きくするには、ベンチプレスが向いているのか、ダンベルフライがいいのか?これは人によっても違う。見極めるには、ベンチプレスで1〜2年、その後ダンベルフライに変えて1〜2年。それでどちらの成長度合いが高かったかを知るわけですよ。ディスカスの交配じゃないんだから、結果が出るまでそんなに待てね〜っての! そういった長いトレーニングを経て、トップレベルの選手は戦っているのですよ。 で、オイラはそういった技術を蓄積してきた先生の指導のもと頑張っているのですが、いかんせん足りないのは根性ってことらしいです、ハイ! ビルダーについては、ちょっと話足りなかった感じだけど・・・次回はその後のダイエット経過を報告予定です。(なんかオイラよりポク蔵さんの方が絞れてる気がするんだよね〜苦笑) |
| 昨年の日本選手権チャンピオン:合戸選手 ジムにて講習が開かれた時に撮影してもらいました。この世界じゃあKAT-TUNメンバーとのツーショットより価値ありますから! |
| こちらはテレビでもおなじみのビッグヒデこと山岸秀匡選手。おいらの大学の先輩でもあります。米国のプロ登録をしている唯一の日本人選手で、前回のサンフランシスコプロでは11位入賞と世界のトップが見える位置におります! 写真暗くてゴメン。 |