第13回

ボディビル世界一決定戦:OLYMPIA

コンベンションセンターでのサンプル集めを終えたら、そこから専用シャトルバスでオリンピアの会場へと移動です。
会場はオーリンズというホテルに併設されたアリーナで、かなり大きい部類だと思います。2万5000円ほどするS席にもかかわらず、ステージまで結構遠い(涙。スタンドではなくアリーナ席は、木曜の女子の予選から日曜の男子決勝まで通しで買っている人のみが取れるみたいで、これがメンタマ飛び出るほど高価なのよね。
さて、開始時刻になったらまずは国歌斉唱なんですね。全員起立で、星条旗を持った警備隊みたいな人の方を向いて斉唱!(写真1&2)
それが終わってからコンテスト開始です。まずは前日に終わっていた女子フィギュアの予選を勝ち抜いた選手が並んで決勝審査です。フィギュアは、女子ボディビルより筋肉量が少ない感じで、ボディラインの美しさを競うんですね。いわゆるナイスボディっていうのはこのクラスじゃないでしょうか。だって、女子ボディビルのチャンピオンって、オイラよりはるかにキン肉マンなんだもの・・・声も男になっています。ちなみに女子ボディビルダーは男性ホルモンなどを使っているらしく、肉体だけじゃなくて声も男になっちゃうらしいのよね。一応ドーピング検査はあると言っているけれど、実際のトコロ何でもありらしいです。これが「違法」肉体改造かどうかっていう論議を呼んだりしてるんだけれど。これについてはまた今度。
露出度の高いコスチュームの女子フィギュアで目を温めたところで、男子決勝の開始ですわ。決勝も二段階選抜らしく、まずは16人から8人へと絞り、最後に優勝者を決定します。一人ずつステージに上がって、3分ほどのフリーポーズタイムでアピール! 止まってポーズを取るもよし、音楽に合わせて踊りながら筋肉を躍動させるもよしという感じで、各選手個性があります。一番自信のある部位をアピールするのが常ですね。今回の注目は、前人未踏の9連覇を狙うロニコーことローニー・コールマンと、その座を狙うジェイ・カトラーの対決です。千代の富士しかり、断トツ王者がいるとその下の選手は陽の目を見ることなく終わってしまうことが多いんだよね。カトラーを始め、グスタフォ、グンター、マーカスなどなど優れた選手も多いんだけれど「ロニコーがいる限り絶対に優勝できない」ってな雰囲気になっちゃっているのが残念。
いよいよ8連覇男のロニーコールマンの搭乗です。なぜか彼はステージ裏ではなく、観客席後ろからロッキーの登場よろしくフードを被って現れて、ジョギングしながらステージに上がると、ロードオブザリングの魔法使い?の姿で登場です。特別衣装を用意するなど彼だけが既に特別扱いで、会場にはロニーコールが響いて、この時点で既に優勝確定ムードがぷんぷんです。出来レースか!?
当然フリーポーズも他の選手より長いです。オイラも「こりゃまたロニーだなー」と思い始めて、テンション下がり気味だったのですが……。
審査の結果を聞いてびっくり! 歴史が変わりました。そう、ジェイカトラーが優勝したのです! この絶対王者ロニコー敗北のニュースにはみんなもびっくりしたよね!?
会場もロニー神話崩壊に驚愕の色を隠せません。この大混乱に乗じて、オイラはスタンド席から柵を乗り越えてプレスカメラマンのところまでなだれ込んでみました。ほかの観客も数名がまぎれこんでいたみたい。もう二度とない機会と思って、優勝したカトラーと握手したり、写真撮ったりやりたい放題やってたら警備のKONISHIKI(かと思った)にしかられて、つまみ出されちゃいました。エヘへ。
世界トップレベルのビルダーを間近に見ることができたし、絶対王者ロニーが負けるという貴重な瞬間を目撃できたので、超ラッキーだったね! わざわざベガスまで観に行った甲斐があったと思います。





米国国家斉唱です。すごく広いホールなのがわかりますか?


女子フィギュアの衣装はかなりキテます!


照明が落とされたバックステージのスモークの中から登場!






フリーポーズタイムは大画面にも映し出されます。




こちらはご存じロニーコールマン!観衆の騒ぎ方が尋常じゃなかったよ。


女子フィギュア選手達とメインスポンサーのジョーウエイダー氏。嬉しそうです。


男子選手とジョーウエイダー氏。暑苦しそうです。


左から女子フィギュア優勝、男子ボディビル優勝、女子ボディビル優勝。








優勝したジェイカトラー!ステージ前に押しかけた、オイラ達筋肉オタクとも気さくに話してくれました。


こんな風に2ショットを取っている輩もいたよ!うらやましい!



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