『ティーチャー参上」


ごぶさたしております。また2ヶ月以上空いてしまった。反省。
今回は『バカの瞬発力』などに登場しているティーチャーに初めて会った日の事。
なんかまた昔話になってしまった。反省。


上京した日は午後からその予備校で入学式っぽいことがあった日だった。前日は徹夜で荷造りして、朝になってそのまま引越して、そのまま予備校に来ていたので、その最中ボクは一番後ろで居眠りしてしまった。
入学式っぽいことは何が行われたのか良く分からないが、一通り終わったような雰囲気なので、荷物が置きっぱなしのアパートに帰ろうと2、3歩その建物を後にしたところで、呼び止められた。
「元気かよ〜!」
振り向くと2m近い外人が肩と頭を揺らしながら立っていた。その後、近いうちにティーチャーと呼ばれることとなる男だ。
「おまえん家行ってもいいかよ〜!」
「い・・・いいよ。」
なんか変なのにからまれちゃったなあと思いながらもそう答えてしまっていた。
「どこ行くんだよ〜!」
ボクが立川駅とは反対の方に行くから不審に思われたのだろう。
「ア・・・アパートコッチナンダヨ。」
なんか外人ぽい変な日本語を発してしまった。
「なんだよ〜!そうだったのかよ〜!」
アッチ行けと思ったけどヤツはついてきた。
茶髪だし、鼻は高いし、彫りは深いし、胸板は厚いし、脚は長いし、
どう見ても外人なのだが普通に日本語をしゃべっていた。
それから、天気の話とかどこから来たとか他愛もない話をしながら、アパートに向かった。
「それにしてもよ〜!初日から爆睡なんてすげぇ〜じゃねぇかよ〜!」
「あっ!すいません・・・。」
ヤバイ!いちゃもん付けられてるって思った。
「な〜に、謝ってんだよ〜!すげぇ〜よ!」
ティーチャーはそれから『すげぇ〜よ!』を連発していた。その度に彼の肩と頭が大きく揺れていた。どうやら、ボクをなんか肝の据わった大物であると勘違いしているらしく、それで付いてきたようで、困ったことになったなあと思いながらも一緒に歩くほかなかった。
20〜30分ぐらい歩いただろうか、アパートに着いた。
「ここだけど・・・。」
「うぉ〜!ここかよ〜!」
「うぉ〜ってほどのもんぢゃ・・・」
言いかけて止めた。
「邪魔してもいいかよ〜!」
「い・・・いいけど・・・。」
「そいじゃあよ〜!邪魔するぜ〜!」
ティーチャーは身を屈めながらアパートに入ってきた。