パパと呼ばないで

 母の日が近いということで、スーパーやデパートに子供達の描いたおかあさんの絵が飾ってあるのを見かけます。 技術はまだまだ未熟でも、大好きなお母さんを思って一生懸命に描いた絵は心を打つものがあり、微笑ましい団らんの姿さえ浮かんできます。 大きな愛に育まれてすくすくと成長して欲しいものです。
 とはいえ少子高齢化や少年犯罪の増加等さまざまな社会問題が危惧される昨今、そのかわいい絵から世相が読みとれてしまうのも事実かも知れません。 そこで本日ご紹介するのは昨年の父の日に近隣のデパートとスーパーで撮影した写真です。 昨年のものを紹介するのはタイミング的にどうかと思いますが、来たる母の日父の日にお出かけになってどこかに展示されているパパママの絵をご覧になる際、これらの写真が今一度 「親と子」 について考えるキッカケになればと考えます。


「ひとりぼっちの夜」

描かれた人が上を向いている場合、そこには 「意志の強さ」 や 「志の高さ」 が読みとれるものですが、りりかちゃんのパパは 「涙がこぼれないように」 しているだけかも知れません。 負けないで。 ヒゲはマンガに出てくる長嶋茂雄に似ています。



出生の秘密1」

こどもには 「大人には見えなくなってしまったものが見える」 といいます。 ももかちゃんが 「見える子」 なのか、それとも 「やさしくしてくれる大人の男性が2人いる」 のかはわかりませんが、いずれにせよ今夜は 「家族会議」 です。



「出生の秘密2」

誰がどう見ても石井家と山本家のお父さんは 「同一人物」 です。 どちらの子もかわいくて早く逢いたいのはわかりますが、着替えてから別宅に向かうなど、もうちょっとうまくやってくれないと。 こんなことでは 「いつもありがとう」 も色褪せて見えます。 今どきサスペンダーもどうかと思います。



「出生の秘密3」



このふたつ、名前は見えませんが園児の苗字は違います。
これもどう控えめに見ても 「同一人物」 でしょう。 テレビに映る野茂英雄を指さして 「あれが本当のパパよ」 と嘘をついているお母さんが二人もいるとは考えられません。 そうなると 「ドッペルゲンガー現象」 の存在も視野に入ってきます。 トレーナーの 「チャンピオンのロゴがなぜ裏返しなのか」 という謎も 「お父さんが鏡を見て自作したのか、それにしてもなぜ二人」 などと考え始めるともう面倒くさいです。


 「かわいいなあ」 とのんきに眺めていただけのはずなのに、思いがけず各家庭の内部事情まで垣間見ることになってしまいました。 私の近所でさえこの有様ですから、この 「お父さん同一人物現象」 は全国規模では大変な数になることも容易に想像できましょう。 「男の甲斐性」 についていろんな意味で考えさせられます。 あわせて今年は母の日の絵からも目が離せません。 みなさんのご近所ではどうでしょうか。