2006年の言葉たち
 やっと最近「いま、2006年だっけ?・・・2005年だっけ?」と迷わなくなったところだというのに、1年がもう終わってしまいます。 そこで今年1年、私がテレビを観ていて印象的だった言葉をここに書き記しますので、それぞれの出来事に絡めてみなさんもご自分の1年を振り返ってみてください。 長いです、ごめんなさい。

1月1日 TBS 「スポーツマンNo.1決定戦」 で、実況のアナウンサー
「今年も池谷直樹は22段を跳んだ〜〜!」
と絶叫。 「知らねえよ」 と思った。

2月15日 放送局失念 女子スピードスケートの岡崎朋美が惜しくも 「100分の5秒差で4位」 だった事について、ある番組のアナウンサー
「距離にするとわずか60センチですよ!」
60センチって大きいぞ。 距離にしなきゃいいのに。

3月8日 BS−2 「シシー・スペイセク 自らを語る」 シシーが映画 「歌え!ロレッタ 愛のために」 でアカデミー主演女優賞を受賞した時の気持ちを聞かれて
「こんな(栄誉ある)場所にいていいのか、血の入ったバケツが落ちてくるかと思った」
「キャリー」 の有名シーンを引き合いに出してこの見事なコメント。 「いいなあ必殺のネタがあって」 と思った。 ちなみにこのキャリーが私の一番好きな映画。

3月19日 TBS 「ワールドベースボールクラシック」 の中継で 自称「世界の松下」(ケッ!)こと松下賢次アナ
「宮本みたいな選手を使ってみてはどうかと思うんですけどねえ」
「世界の王」 に 「世界の松下」(ケッ!) がアドバイスしやがった。 私はスポーツ実況アナが私感を挟むのがキライだ。 しかも王さんだぞ。 解説の鉄人衣笠と大魔神佐々木は当然同意できるわけがなくシカトしていた。 その 「間」 はゾクゾクするほど気持ちよかった。

3月29日 BS−2 アニメ 「巨人の星」 の中で高校に入ったものの 「いいキャッチャーがいない」 と嘆く飛雄馬に対し
一徹「“捕手は女房役”と言うが、その女房がいないってわけか・・・なるほど、オレみたいだ
飛雄馬 「冗談言ってる場合かよ!」
一徹の自虐ボケに飛雄馬がすかさず突っ込んだ貴重な一場面。

3月31日 日テレドラマ 「東京ワンダーツアーズ」 の中で 小泉孝太郎のセリフ
「あのさ、お兄さんの思い出の場所ってある?お兄さんが好きだったレストランとか
で、白石美帆が有名レストラン3店を教えると
「こうしてみると・・・やっぱり料理関係が多いよね
当たり前じゃボケ。

4月10日 TBS「赤い奇跡」 で深田恭子のセリフ
男のひとの手って、大きいんだね。
いやあ、きみの足もなかなかのものだと聞いてるぞ、と思った。

5月10日 フジテレビ「クイズヘキサゴン」
「人類で初めて月に降り立ったのは?」という問題に山田花子
「月亭可朝!」
と即答。 私爆笑。 山田花子2006年のベストバウト。

5月18日 テレ朝「堂本剛の正直しんどい」 で、「織田信長のモノマネ」 という課題を与えられたアンガールズ田中。 苦し紛れに
「ちょ・・・明智・・・やめて・・・」
と悶えていた。 割と気に入った。

5月24日 テレビ局失念 ワールドカップを前にしての対戦国リポート・忍者ブームに沸いているというクロアチアで 「忍術道場師範」 の男
「ユーゴの内戦の時には地雷の爆発を 『前方飛鳥回転』 でかわすことができた」
日本のことなんかちっとも知らなそうなバリバリのクロアチア人だった。

6月26日 たぶんBS−1 ワールドカップ フランスの試合でアナウンサー
「(フランス代表の)ビエラが、かなり攻撃的になっています!」
なんだかビエラが 「急に乱暴になった人」 みたいで面白かった。
そういえばアジア予選か何かの日本戦でアナウンサーが小笠原の落ち着いたプレーを評して「小笠原!クールです!」 と言っていたのも笑ったなあ。

7月6日 テレビ局失念 北朝鮮のミサイル発射を受けて、ある軍事評論家がイキイキした表情で
「北朝鮮の戦闘機とアメリカの戦闘機が戦ったら、子供とプロボクサーのケンカですよ」
評論家というのは 「その分野が好き過ぎて」 コメントする際ついうっかり嬉しそうなことがある。 気をつけた方がいいと思う。

7月17日 テレ朝 中田英寿の引退記念番組 ワールドカップ・オーストラリア戦を振り返る中田
「(小野)伸二にディフェンスの方をメインにやってもらって、オレが前に出てって2点目を獲る(しかない)」
彼の出身地である山梨県や私のいる静岡県では 「オレ」 と言う時 「オ」 にアクセントを置く地域がある。 中田もそのアクセントだったので 「しゃらくせえ感」 が和らいだ。 あのマフラーの件は大目にみよう。

「・・・んコおおおケえええのおおおおう・・・」
忘れもしない8月2日フジテレビ 「亀田興毅世界タイトルマッチ」 においての 「君が代斉唱」。
客席から 「ぷっ」 という声が聞こえた気がした。

9月6日 フジテレビ「とくダネ」「紀子さま男児ご出産」についてコメンテーターの高木美保
「秋篠宮様がおそばにいてあげられた、というのがいいですよね。 普通のサラリーマンだったらそうはいかない」
そういう問題じゃないだろうと思った。

9月20日フジテレビ「笑っていいとも・テレフォンショッキング」
ゲストは清水圭。ゲストの名前の上に出る“紹介テロップ”がこう。
「2児の父」
私はこの紹介テロップを勝手に 「業界がそのタレントの “売り” を何だと思っているか」 という指標にしている。 清水圭。 2児の父。

10月1日TBSのニュース「秋葉原で “オタク狩り” が続発」 というニュースを受けての現地インタビューに答える男性たち
「そのために空手の道場に通っています」
「オタクと思われないような服装を心がけています」
「挙動不審にならないようにしています」
「護身術を持っていますので」
こういう人たちの 「男気」 がどんなもんか、については当WEBのぺと子ちゃんに教えを請わなければ。

10月3日 TBS 「細木数子のズバリ言うわよSP」 で細木がTBSの女子アナを泣かすほど叱ったあと
公私混合しちゃダメ」 「終焉の美を飾れて良かったじゃない」
とんちんかんな日本語で展開する持論は占いとは全然関係なかった。

10月19日(に限らないが)TBS「はなまるマーケットのはなまるカフェ」 で写真を3枚いっぺんにめくる時の薬丸裕英。 ちょっと誇らしげにこう言う。
「3枚めくりです!」
「わざわざ言うほどのことかよ」 と思った。

10月25日 (たぶん)TBS「ピンポン!」藤岡琢也の葬儀にて画面上のテロップ
「このあと泉ピン子の弔辞」
バラエティ番組や格闘技番組の悪しき手法をしめやかな席にまで持ち込んだ荒技。

10月26日 テレビ局失念 夕方のニュース内、ラーメン特集
「味噌・塩・醤油に続く “第4の味”と言われているのが・・・・・エビ味!」
そんな事、どこで言われてるんだろう。 「くくり」も違うし。

11月2日 TBS「ピンポン!」「いじめ問題」の特集で司会の福澤朗がゲストを紹介する際
「今日は、いじめの第一人者、森田先生を・・・」
こいつか、いじめっ子は。 と思った。

11月29日 日テレ「スッキリ!」
この番組内のニュースでは、見出しとなるテロップに、その下地デザインの一部として右下に 「スッキリ!!」 という番組名が常に表示されている。だからそれを含めた全体がニュースの見出しに見える。 この日の場合は
「林道に上半身焼かれた女性遺体  スッキリ!!」
「ローマ法王イスラム教国“トルコ”初訪問  スッキリ!!」

となっていた。 まずいだろうこれは。 最近は確認していないが早くやめたほうがいいと思う。

12月は今のところそれほど胸躍るコメントがないが、とりあえずテレ朝の新春特別ドラマ(しかも2夜連続放送)の予告
「マグロ!ご期待下さい!」
かっこよく決める渡哲也の姿だけで笑えてしまう。
渋い顔でひとこと 「マグロ!」って言われても。 番組HPにある出演者の写真にちゃんと神田正輝と舘ひろしがいるのもすごく面白いものに思えてくる。 特に舘ひろしの写真は最高。 ドラマ観ちゃうかも。

というわけで長きに渡り2006年をテレビで振り返ってみました。
2007年はもっともっと面白いテレビ番組が観られますように。 ムリかなあ・・・いやでも希望は捨てまい。 それでは来年もよろしくお願いします。