|
|
|
最近、「スーパーマリオ」が気になって仕方ない。というのも「スーパーマリオ」は、小太りの中年親父が下水管の中を駆けずり回り、その中に生息するキノコ、カニ、亀なんかを殺して、最後にお姫様を助ける物語。何か、リアルだとしても夢がなく、主人公に感情移入できない話だと思うのは俺だけか?またお姫様は小太りの中年親父(多分、職業は配管工)に助けられて本音のところどうなのか?そもそも何でそんな企画が通ったのか?ということが気になって仕方ない、中国在住の、カリフラワー西です。
前回の続きに入るまえに、まずはご紹介。前々回のレポート「キレてるって誉め言葉を知ってますか?」に読者の方からメールが。要約すると 「『キレてる』っていう単語は、つまりは筋肉の盛り上がってる部分と引き締まっている部分がはっきりしてて、凹凸、陰影がはっきりしている状態の筋肉のことをいいます。きちんと『キレてる』ことが高得点を得る条件となるため、そのためにボディービルダーは日焼けもさせるらしいです。」 ということ。情報提供ありがとうございました。それにしても、うーん、何ていうか、ボディービル知ってる人にとっては「そのままじゃん」ていう単語だったんだね。勉強になりました。 ということで、前回の続き。 病院で、まさかの受付ガチンコ勝負に嫌気が差した俺。何も無かったことにして帰宅を決意。すると突然、白衣の髭が 「お前、外人だよな。ひょっとしたら外国の保険入ってるのか?」 「そう。でも今日はもういいわ。」 「いや、ちょっと待て。うちは日本語の喋れる医者がいるから」 と言い放つと、人が変わったように突然電話を掛け始め、しばらくすると日本語ができるという医者が登場。ああ、やっぱいるんじゃん。最初から出してくれよ最初から。 そして、その医者が診てくれるもんだと思っていたらそういうわけじゃないらしく、一緒に内科の診察室へ。ちなみに診察室は横並びに三つ。しかも、その名前は「高血圧之家」「糖尿病之家」「精神之家」。それぞれの部屋の前には、人民がわらわらと順番を待っている。「ああ、こりゃ待つな。面倒臭い。帰りたい。それに俺は風邪だぞ。そもそも家が違うんじゃないか?」とか思い、露骨に顔に不快感を出している俺に通訳の医者がにこり。 その約1分後、俺は多くの患者をおしのけて「高血圧之家」へ。部屋の中には、治療を待ってるのか、受けてるのかよくわからん5,6人のおっさんと医者が。当然のように俺の診察が始まったわけだけども、医者が「どうしたの」とか言ってる横から、5,6人のおっさんがそれぞれ「日本人か、初めて見るよ」「日本では、車はいくらするんだ?」みたいなことを話しかけてくる羽目に。 ここでも「ああ面倒臭い、早く点滴打って、薬をくれよ。」との思いを露骨に顔に出し、すぐに済ませてくれるように願っていると、「熱があるのは分かりました。でもそれだけでは診断できないので、とりあえずレントゲンと採血検査をしてきて下さいとのことです。大丈夫、すぐに済みますから」と通訳の医者がにこり。 そしてその後からは、俺は病院にいる病人の中では明らかに吹けば飛ぶような軽病にも関わらず、救急車に乗ってきた並の、待ち時間ゼロの診察を受けていた。まずは当たり前のように、骨が折れたような、緊急っぽい患者達を押しのけてのレントゲン撮影。また6,7人の死にそうな婆さんを廊下に並ばせたままスタートした採血検査。採血の後、それを試験管みたいなのに入れて結果をみるというこの検査に到っては、採血する人とそれを分析する人の奇跡的な連携プレーにより、開始してから3分程で終わってしまった。 そして最初の「高血圧之家」に戻ると、結局は「ただの風邪です。薬出しとくから、それを飲んで寝てれば治る」という診断結果。まあそんなこんなで、受付で10分近くも揉めた後、全ての検査を20分程であっさりと終了。山ほどの薬を貰い、都合30分程の病院体験はあっさりと終わったわけ。 何でこの中国で日本人の俺がこんな体験ができたのか・・・後から考えてわかったんだけど、単純に、俺の入ってた保険が、どんな医療行為をしても100%、保険会社が払う種類のものだったことと、俺自身、気分が露骨に態度に出るタイプだったからみたいね。でも、保険で病院が儲かるのわかるけども、この扱いの違いは、ちょっと違うだろ。いやね、順番守って、ちゃんと平等にやろうや。建前上、お前ら共産主義だしさ。 まあ、ということで、日本人で中国の病院に行く人は、もし保険に入ってたらそれを前面に押し出すように。また、「待つなら他の病院に行くぞ」という態度は診察時間の短縮に繋がるから忘れずに。保険に入ってない場合でも、日本人ということを強調し、できるだけきちんとした格好で行きましょう。じゃないと診察を受けられないかもしれません。そんじゃまた。 |